MENU

特集

マッスルデリの実データまとめ

4つのプランの栄養基準と、実際にいくらかかるのか。継続割の解約条件と、向いていない人の条件まで、公式に出ている数字だけで並べました。

中身を見る →

ガセリ菌で痩せたは本当?内臓脂肪に効く「SP株」の論文9本とやめると戻る条件

白いボウルに盛られたプレーンヨーグルトと木のスプーン

ガセリ菌で内臓脂肪が減るのは本当です。ただし「ガセリ菌なら何でもいい」わけではなく、日本の店頭に並ぶ商品まで根拠をたどれるのは、ガセリ菌SP株(Lactobacillus gasseri SBT2055)という特定の菌株です。(同じガセリ菌でも、韓国で研究されたBNR17という株には別に内臓脂肪の試験があります。後述します。)そして減り方は12週間で内臓脂肪面積−4.6〜8.5%、体重にすると−1.1kg。さらに、4週間やめるとその効果は小さくなっていきます(Kadooka, Br J Nutr 2013)。

臨床検査技師として日々ヒトの検査値を見ている立場から、ガセリ菌の論文9本を数字ごと並べて、「どの株が」「どのくらい」「どんな条件で」効いたのかを整理します。商品パッケージの表示区分(トクホなのか機能性表示食品なのか)についても、現物の表示で確かめました。

この記事でわかること

  • 内臓脂肪で、国内の商品まで根拠をたどれるのが「ガセリ菌SP株(SBT2055)」だという話
  • 12週間で実際に何cm²・何kg動いたのか、論文の具体的な数字
  • やめると4週間で効果が戻り始めるという、一番大事な条件
  • 臨床試験は「食事も運動もいつもどおり」でヨーグルトを足しただけだったこと
  • CP2305・BNR17など、ほかのガセリ菌は何に効くのか
  • その論文が「メーカーの研究所によるもの」であることを、どう読めばいいか
  • 恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルトはトクホなのか機能性表示食品なのか
  • 効いたかどうかを、家で何を測って確かめるか
  • 口コミの「痩せた」が、実際には何を見て書かれているか
  • 「ガセリ菌が多い人ほどBMIが高い」という2026年の発表をどう読むか

本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、特定の食品が病気を治療することを示すものではありません。持病がある方、治療中の方は、自己判断で食生活を大きく変える前に主治医にご相談ください。

目次

結論|効くのは「ガセリ菌」ではなく「ガセリ菌SP株(SBT2055)」

12週間で内臓脂肪−4.6%(Kadooka, Eur J Clin Nutr 2010/87人)

12週間で内臓脂肪面積は−4.6%動きました。少し太めの人87人を実薬と対照に分けた、二重盲検の比較試験です。

最初にきちんとした比較試験が出たのは2010年です。BMI 24.2〜30.7、内臓脂肪面積81.2〜178.5cm²という「少し太めの人」87人(実薬43人・対照44人)を2群に分け、ガセリ菌SP株入りの発酵乳200gを毎日12週間飲んでもらった多施設・二重盲検の試験でした(Kadooka, European Journal of Clinical Nutrition 2010)。

12週後、SP株を摂った群では次のように変化しました。

  • 内臓脂肪面積 −4.6%(−5.8cm²)
  • 皮下脂肪面積 −3.3%(−7.4cm²)
  • 体重 −1.4%(−1.1kg)
  • BMI −1.5%
  • 腹囲 −1.8%(−1.7cm)
  • ヒップ −1.5%(−1.5cm)

対照群では、これらのどれにも有意な減少はありませんでした。「ヨーグルトを飲んだから」ではなく「ガセリ菌SP株が入っていたから」差がついた、という形になっています。

用量を1/10に下げても−8.2〜8.5%(Kadooka, Br J Nutr 2013/210人)

菌数を1/10に減らしても、内臓脂肪面積の減り方は−8.5%と−8.2%でほとんど変わりませんでした。

3年後には、菌の量を減らしても効くのかを確かめる試験が行われました。内臓脂肪面積80.2〜187.8cm²の健康な日本人210人を3群に分け、発酵乳1gあたり10⁷個・10⁶個・0個(対照)のSP株を含む発酵乳200gを、毎日12週間摂ってもらったものです(Kadooka, British Journal of Nutrition 2013)。

結果は、内臓脂肪面積が10⁷群で−8.5%(95%信頼区間 −11.9〜−5.1、P<0.01)、菌数を1/10にした10⁶群でも−8.2%(P<0.01)。対照群は有意に変わりませんでした。菌数を1桁減らしても結果がほとんど同じだったというのがこの試験の要点で、「たくさん摂れば摂るほど減る」タイプの話ではないことを示しています。

−5.8cm²・体重−1.1kg=「劇的に痩せる薬」ではない大きさ

体重にすると−1.1kgなので、数kg落ちる減量法として期待する大きさではありません。

ここが誤解されやすいところです。数字を体感に置き換えてみます。

内臓脂肪面積−5.8cm²は、へその高さの断面で見て切手2枚ぶんくらいの面積です。体重−1.1kgは、朝と夜で1kg前後動く日内変動に埋もれます。腹囲−1.7cmはベルトの穴ひとつぶんにも届きません。

つまりガセリ菌SP株は、「体重を落とす手段」ではなく「内臓脂肪の増え方にブレーキをかける手段」として見るのが正確です。体重を大きく動かしたいなら、食事量そのものを見直す話が先に来ます(内臓脂肪を最速で落とす食べ物ランキングで、優先順位を整理しています)。

「効能」を求めると外す|これは薬ではなく食品

「ガセリ菌 効能」という調べ方をされることが多いのですが、効能という言葉は本来、医薬品に対して使う言葉です。医薬品には「〇〇を治す」という承認された効能・効果があり、それを外れた表示は法律で禁じられています。

ガセリ菌SP株が入った商品は、あくまで食品です。後述するように「内臓脂肪を減らす機能があると報告されている」と書けるところまでで、「内臓脂肪を治療する」とは書けません。この差は表現の問題ではなく、期待していい大きさの差でもあります。

表1:ガセリ菌の主な菌株と、何に対する根拠があるか

菌株通称・使われている商品ヒト試験で報告されていること
L. gasseri SBT2055ガセリ菌SP株(雪印メグミルク「恵 megumi」など)内臓脂肪の減少(12週・−4.6〜8.5%)、腸内環境の改善
L. gasseri CP2305CP2305乳酸菌(アサヒ「ココカラケア」など)ストレス関連症状と睡眠の質の改善。内臓脂肪の試験ではない
L. gasseri BNR17韓国で研究された母乳由来株内臓脂肪の減少(12週・高用量群でプラセボ比−21.6cm²)
株名の表示がない「ガセリ菌」一部のサプリメントなど上の3つの試験結果を引き継げない

なぜ内臓脂肪が減るのか|脂肪を「乳化しにくくして便へ流す」

脂肪の乳化粒子を大きくして、脂肪酸の放出を抑える

ガセリ菌SP株は脂肪の乳化粒子を大きくし、そこから脂肪酸が放出されるのを抑えます。

食べた脂肪は、そのままの形では吸収されません。胆汁で細かい粒(乳化粒子)にされ、その表面でリパーゼという酵素が働いて脂肪酸に分解され、はじめて小腸から吸収されます。表面積が大きいほど酵素が働きやすいので、粒が細かいほど吸収されやすいという関係になります。

ガセリ菌SP株は、ここに割り込みます。試験管内の実験で、SP株は脂肪の乳化粒子の大きさを菌量に応じて大きくし、脂肪酸が放出されるのを抑えました(Ogawa, Lipids in Health and Disease 2015)。粒が大きくなる=表面積が減るので、酵素が働ける場所が減るという理屈です。

便に脂肪が増えるのは7日で確認できる。ただしこれは「痩せる期間」ではない

7日で確認されたのは便に出る脂肪が増えたことで、内臓脂肪が減ったことではありません。

同じ論文では、健康な成人30人(男性12人・女性18人)を対象にした二重盲検試験も行われています。7日間の基準期間のあと7日間発酵乳を摂ったところ、SP株を摂った群だけ便に含まれる脂肪が有意に増えました。吸収されなかった脂肪が、そのまま出ていったということです。

ここは読み間違えないでください。「7日で便中脂肪が増えた」は、吸収を抑えているという仕組みの証拠であって、7日で内臓脂肪が減るという話ではありません。実際に内臓脂肪が動いたと確認されているのは、あくまで12週間の試験のほうです。

SP株は胃酸・胆汁に強く、生きて腸に届いて居つく

仕組みが成り立つには、菌が腸まで生きて届く必要があります。SP株については、経口摂取した菌がヒトの消化管に定着することが2001年に確認されています(Fujiwara, Journal of Applied Microbiology 2001)。このとき、便中のブドウ球菌(Staphylococcus)とp-クレゾールが減ることも報告されました。人工胃液・人工腸液に対する耐性も確認されている株です。

現行のこの記事にはかつて「ガセリ菌は胃酸に弱いから食後に摂るべき」と書いていましたが、SP株についてはむしろ逆で、酸と胆汁に強いことが選ばれた理由の一つです。お詫びして訂正します。

図解1:脂肪が吸収されるまでと、ガセリ菌SP株が割り込む場所 Ogawa, Lipids in Health and Disease 2015(試験管内の実験+健常成人30人・7日) 通常 食べた脂肪 大きなかたまり 胆汁で乳化 細かい粒になる リパーゼが分解 脂肪酸が放出される 小腸から吸収 体に取り込まれる SP株あり 食べた脂肪 大きなかたまり 粒が大きいまま SP株が乳化を妨げる 表面積が減る 脂肪酸の放出が減る 便として排出 7日で有意に増加 吸収されなかった脂肪が出ていく。ただし「便中脂肪が増えた=7日で痩せる」ではない。 内臓脂肪が実際に減ったと確認されているのは、12週間続けた試験のほう。

「痩せた」の口コミは、どこまで信じていいか

口コミの「痩せた」は、何を見て書かれているか

今回X(旧Twitter)で確認できた「痩せた」の投稿は、いずれも体重計の数字の話でした。腹囲や内臓脂肪面積の記録は見つかりませんでした。

ここから先は当社が2026年9月にX(旧Twitter)の日本語投稿を検索して読んだ範囲の話で、母集団を代表する調査ではありません。件数を数え上げてもいません。それでも、「痩せた」側の書き方には共通する形がありました。

表4:口コミの「痩せた」が何を根拠にしているか

書かれ方見ている指標期間同じ投稿に書かれている他の要因
「1ヶ月で1キロ痩せた」体重1か月記載なし
「5キロ以上痩せた」体重記載なし記載なし
「半年で9kg」体重半年朝食抜き・白米抜き・糖質0ビール
「晩飯のあとに食べてガチで痩せた」体重記載なし特茶・ブラックコーヒー
「お腹周りはすっきりした」体感数年「動くようになって痩せた」と本人が併記

上の5件で言えば、数kg動いている投稿には、食事を減らしたか運動を増やしたことが同じ文の中に書かれていました。書いた本人も、菌だけの結果だとは言っていません。口コミを「効くかどうかの証拠」として読むと、ここを読み落とします。

そして、ここが口コミを読むときの一番の落とし穴です。論文が測った−1.1kg・腹囲−1.7cmという大きさは、そもそも書き込みたくなるほどの手応えになりません。だから口コミ欄には「劇的に痩せた」と「まったく効かなかった」だけが残り、実際に起きていることの真ん中が抜け落ちます。ガセリ菌SP株の効き方は、その抜け落ちた真ん中にあります。

12週で−1.1kg=体重計の日内変動に埋もれる大きさ

SNSでは「ガセリ菌ヨーグルトで4kg痩せた」「2週間で夫が2.6kg減った」といった投稿が目を引きます。ただ、論文で確認されている体重の減りは12週間で−1.1kgです。数kg単位の減量が起きているなら、それはガセリ菌以外の要因(食事量、間食、運動、体調)が動いていると考えるほうが自然です。

臨床試験は「食事も運動もいつもどおり」でヨーグルトを足しただけ

逆に、ここは強調しておきたい点です。210人の試験の方法にはこう書かれています。「Subjects consumed 200 g, as two portions of 100 g, of FM every day for 12 weeks, while they maintained their habitual mode of living including diet and exercise(被験者は12週間、毎日100gずつ2回に分けて発酵乳200gを摂取し、その間、食事や運動を含めた普段の生活様式を維持した)」。

つまり−8.5%という数字は、食事制限も運動も追加せず、発酵乳を足しただけで出たものです。小さい効果ではありますが、「頑張った結果」ではなく「足しただけの結果」という点で、この数字の価値は高いと思います。

便通が良くなって減った体重と、内臓脂肪が減ったことは別の話

ヨーグルトを毎日食べ始めて最初に変わるのは、たいてい内臓脂肪ではなく便通のほうです。ここで体重計の数字が動くことがありますが、動いているのは腸の中身と水分で、内臓脂肪という組織が減ったわけではありません。この段落は当社の検査現場での経験にもとづく書き方で、何kg動くかを測った試験の数字ではありません。

検査の現場でも、体重の短期変動はまず水分から疑います。1〜2日で動いた体重は、脂肪ではありません。

「効果なし」と書かれる典型パターン3つ

  1. 株が違う。「ガセリ菌」としか書かれていないサプリでは、SP株の試験結果は当てはまりません。
  2. 期間が短い。1〜2週間で判断している。論文は12週間です。
  3. 足し算になっている。今までの食事にヨーグルト1個(36kcal)を足しただけなら、そのぶんの摂取エネルギーは増えています。

2026年に出た「ガセリ菌が多い人ほどBMIが高い」という発表の読み方

この発表は査読論文ではなく、企業が自社の検査データを集計したものです。摂ったら減るかを見た試験ではありません。

「効果なし」の材料として2026年に広まったものがあります。腸内DNA検査を提供するSheepMedical株式会社が2026年7月15日に公表した集計で、受検者のうち20歳以上の女性13,493名を次世代シークエンサーで解析したところ、ガセリ菌の保有割合はBMIに対してU字型に分布し、肥満群(BMI25.0以上)は美容体重群(BMI17.5〜19.0)の約1.5倍高かったという内容です。ヨーグルトの摂取頻度とBMIには関係が見られなかったとも書かれています。

まず前提を書いておきます。これは企業が自社の検査データを集計して公表したもので、査読を受けた論文ではありません。そのうえで、発表者自身が因果の逆転を挙げています。体型を気にしている人ほどダイエット目的でガセリ菌入りの商品を意識して摂るので、結果として保有割合が高く出ているのではないか、という読み方です。

設計の違いも押さえておく価値があります。この集計が見ているのは「いま腸にガセリ菌を持っているか」で、冒頭の2本の試験が見ているのは「SP株を12週間摂り続けたら内臓脂肪が減るか」です。持っている人が痩せているかと、摂ったら減るかは別の問いで、どちらかがどちらかを否定する関係にはありません。腸内細菌の検査データが何に使えて何に使えないかは、腸内フローラ検査で痩せるのかのほうで詳しく書いています。

一番大事な条件|やめると戻る

4週間やめただけで効果が減弱した

摂取をやめて4週間後には、すべての測定項目の変化量が12週時点より小さくなっていました。

210人の試験(Kadooka, Br J Nutr 2013)には続きがあります。12週間の摂取が終わったあと、発酵乳をやめて4週間おいてから測り直したところ、論文はこう書いています。「the cessation of taking FM for 4 weeks attenuated these effects(4週間の摂取中止によって、これらの効果は減弱した)」。10⁷群・10⁶群のどちらでも、すべての測定項目の変化量が12週時点より小さくなっていました。

これはガセリ菌の性質としてはむしろ自然な結果です。SP株は腸に居ついてくれる株ですが、食べるのをやめれば数は減ります。仕組みが「食べた脂肪の吸収を、その場で抑える」である以上、摂っていない日の食事には効きません。

「1か月試して判断」は、そもそも設計が合っていない

効果を確かめたいなら、論文と同じ土俵に立つ必要があります。内臓脂肪が動いたと報告されている試験は、いずれも毎日・12週間です。メーカーの説明でも、有意な差が出たのは8週間と12週間の時点とされています。

1〜2週間で「効果なし」と判断するのは、12週間かけて−1.1kgの現象を、体重の日内変動の中から探そうとしているのと同じことになります。

図解2:12週間で減り、やめて4週間で戻り始める Kadooka, British Journal of Nutrition 2013(210人・発酵乳200g/日) 0% -4% -8% 開始時 12週(摂取終了) さらに4週間後 毎日200g摂取 摂取なし -8.5% 変化量が小さくなった 対照群(有意な変化なし) ※12週の値は論文の実測値。休止後は「変化量が小さくなった」との記載のみで具体的な数値は示されていないため、破線は模式図です。

ほかの株は何に効くのか|同じ「ガセリ菌」でも別物

CP2305=ストレスと睡眠

ドラッグストアで「ガセリ菌」と書かれた別の商品を見かけたら、それはCP2305かもしれません。この株は、解剖学実習や国家試験を控えた医学生を対象にした試験で、ストレス関連症状と睡眠の質を改善したと報告されています(Nishida, Journal of Applied Microbiology 2017)。

内臓脂肪の試験ではありません。同じ「ガセリ菌」でも、狙っているところがまったく違います。

BNR17=内臓脂肪(韓国の試験)

母乳から分離されたL. gasseri BNR17という株でも、内臓脂肪の試験があります。BMI 25〜35の20〜75歳90人を、プラセボ/10⁹ CFU/日/10¹⁰ CFU/日の3群に分けて12週間。高用量群では内臓脂肪面積がプラセボ群より21.6cm²少なく(P=.038)、腹囲は両用量群で開始時より有意に減りました(Kim, Journal of Medicinal Food 2018)。血液検査の項目には群間差はありませんでした。

日本の店頭で見かける機会は多くありませんが、「ガセリ菌で内臓脂肪」という現象がSP株だけの特殊事情ではないことを示す点で、参考になる試験です。

株名が書いていない「ガセリ菌配合」は、この論文を引き継げない

ここまでの話をひっくり返すようですが、大事なところです。プロバイオティクスの効果は株ごとに決まるもので、同じ菌種であっても別の株の試験結果を借りてくることはできません。パッケージに「ガセリ菌」としか書いていない商品は、SP株の−8.5%もBNR17の−21.6cm²も根拠にできません。

腸内環境を整える食べ方全般については、納豆はちみつの効果のほうでも書いています。

この論文をどう読むか|企業主導の試験であることを込みで

Kadookaらの試験は、雪印メグミルクの研究所によるもの

ここは正直に書きます。2010年・2013年の試験の筆頭著者は、雪印メグミルクのミルクサイエンス研究所(Milk Science Research Institute, Megmilk Snow Brand Co., Ltd.)の研究者です。つまりSP株を売っている会社が自ら行った試験です。

論文には「本研究は公的・商業的・非営利のいずれの機関からも特定の助成を受けていない」「著者らは利益相反がないことを申告する」と記載があります。手続きとしては二重盲検・多施設・ランダム化と、やるべきことはやっている試験です。それでも、企業が自社素材について行った試験は、都合のいい結果が出やすい方向に偏りうるというのは、研究の世界では広く知られた話です。

第三者のレビューは何と言っているか

利害関係のないレビューも、体重への効果は小さい一方で、内臓脂肪や腹囲への効果は認めています。

そこで、利害関係のない立場からの評価を見ます。過去10年のランダム化比較試験21件を批判的に検討したレビュー(Athapaththu & Dey, Letters in Applied Microbiology 2026)は、プロバイオティクス全体について次のように整理しています。

  • BMIは体脂肪の指標として適切ではない。体重・BMIへの効果は小さい
  • 一方で、内臓脂肪・体脂肪率・腹囲では一貫して効果が出る
  • 効果は株に固有のもので、複数菌株を混ぜた製剤は結果がばらつく。単一株のほうが一貫している
  • 効果量は控えめ(modest)。プロバイオティクスは主たる減量手段ではなく、補助・予防として位置づけるべき

結論:効果はある。ただし主役ではなく補助

メーカーの試験と第三者のレビューは、方向としては一致しています。「内臓脂肪という出方をする」「効き幅は控えめ」「株を選ぶ必要がある」。この3点は、売り手の言い分としてではなく、外から見ても残る結論です。

検査技師の視点|効いたかどうかを何で確かめるか

まず基準を知る|内臓脂肪面積100cm²・腹囲 男性85cm/女性90cm

2005年に日本内科学会など8学会が合同で定めたメタボリックシンドロームの診断基準では、必須項目としてウエスト周囲径が男性85cm以上・女性90cm以上(内臓脂肪面積100cm²相当)とされ、これに脂質・血圧・血糖の3項目のうち2項目以上が加わると診断されます。

ガセリ菌SP株で報告されている変化は−5.8cm²です。150cm²の人が100cm²を切るような変化ではありません。境界を越えたい人は、この記事の話だけでは足りません(メタボ腹囲を減らす方法を先に読んでください)。

家庭の体組成計の「内臓脂肪レベル」では、この変化は拾えない

体組成計に出る「内臓脂肪レベル」は、体に微弱な電流を流したときの抵抗値から統計的に推定した数値で、CTで断面積を測った値とは別物です。−5.8cm²という変化は、この推定値の誤差の中に完全に埋もれます。レベル表示が1動いた・動かないで一喜一憂しても、意味のある判断はできません。

現実的に追うなら、腹囲・体重・中性脂肪/ALT

臨床検査技師として言えるのは、測るなら条件を揃えることです。腹囲は朝の空腹時に、へその高さで、軽く息を吐いたところで測る。体重は同じ時間・同じ服装で。この2つを揃えるだけで、見える変化の精度がかなり変わります。

血液検査を受ける機会があるなら、中性脂肪とALTを見てください。内臓脂肪が増えている人では肝臓にも脂肪が溜まっていることが多く、そちらの数値のほうが動きを拾いやすい場合があります(脂肪肝にいい食べ物ランキングで、読み方をまとめています)。

表2:何を・どの間隔で測ると変化が見えるか

測るもの間隔見方・注意点
腹囲2週間に1回朝・空腹時・へその高さ。1cm動けば意味がある
体重毎日(判断は週平均で)1〜2日の増減は水分。週の平均値で見る
中性脂肪・ALT健診など3〜6か月ごと食事の影響を受けるので採血条件を揃える
体組成計の内臓脂肪レベル参考程度推定値。数cm²の変化は判別できない
内臓脂肪面積(CT・MRI)基本的に測らない論文の測り方だが、この目的では被曝・費用に見合わない

あわせて読みたい

体重と腹囲のほかに、もう一段深く確かめる方法があります。腸内細菌の構成そのものを、摂りはじめる前と3か月後で比べるやり方です。何を見れば効いたと言えるのか、論文7本で整理しました。

腸内フローラ検査で痩せるのか|「痩せ菌」を見て終わると2万円が無駄になる

商品の選び方|表示区分と株名で選ぶ

恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルトは「機能性表示食品」

いちばん手に入りやすいのが、雪印メグミルクの「恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト」です。この商品は機能性表示食品で、届出表示はこうなっています。

本品にはガセリ菌SP株(L. gasseri SBT2055)が含まれます。ガセリ菌SP株には、食事とともに摂取することで肥満気味の方の内臓脂肪を減らす機能と、腸内環境を改善する機能があることが報告されています。

1日1個(100g)が目安で、1個あたり36kcalです。商品ページには「本品は特定保健用食品ではなく、国による評価を受けたものではありません」と明記されています。

ドリンクタイプでも届出表示は同じ

持ち歩きたい人向けのドリンクタイプも、同じく機能性表示食品で、届出表示は固形タイプと同一の文言です。1日1本(100g)・36kcal。飲むタイプだから効きが落ちる、という話ではありません。続けやすいほうを選んでください。

「昔トクホで見た気がする」人へ

この商品には、過去に「内臓脂肪を減らすのを助ける」特定保健用食品(トクホ)として売られていた時期があります。そのころのパッケージ画像や記事がネット上に大量に残っているため、混乱しやすいところです。2026年7月時点で店頭にある「恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト」の表示は、機能性表示食品です。

なお、同社のトクホとして現在案内されているのは「ナチュレ 恵 megumi」で、こちらの許可表示は「ガセリ菌SP株(L.ガセリSBT2055)とビフィズス菌SP株(B.ロンガムSBT2928)の働きにより、腸内環境の改善に役立ちます」=整腸であって内臓脂肪ではありません。同じブランド名でも中身が違う、という典型例です。

トクホと機能性表示食品の差は、国が製品ごとに個別審査したかどうかです。機能性表示食品は事業者が根拠を届け出る仕組みで、審査を受けていません。ただしそれは「根拠がない」という意味ではなく、ここまで見てきた論文が消えるわけでもありません。表示の格付けと、論文の中身は別に見てください。

サプリは、株名が書いてあるかで見る

錠剤・カプセルタイプを選ぶときは、商品ページや成分表示に株名(SBT2055、CP2305など)が書かれているかを確かめてください。「乳酸菌(ガセリ菌)配合」としか書かれていない場合、その商品がどの試験の結果を根拠にしているのかを、買う側が確認できません。

表3:商品タイプ別の比較

タイプ1日の目安向いている人確認すること
ヨーグルト(固形)1個 100g・36kcal朝食・夕食に組み込める人機能性表示食品の表示があるか
ドリンクタイプ1本 100g・36kcal外出が多い人同上(届出表示は固形と同じ)
カプセル・錠剤商品による乳製品が苦手な人株名の記載と1日あたりの菌数

この記事で条件を確かめられたのは、SP株の届出がある商品だけです。スーパーで買えるものですが、まとめ買いの目安として1つ挙げておきます。

恵ガセリ菌SP株
¥3,916 (2026/09/06 06:20時点 | Yahooショッピング調べ)

株名で迷ったら、届出番号で引く

消費者庁の届出情報検索で関与成分から引けば確実です。ガセリ菌SP株の届出は20件で、届出者はすべて雪印メグミルクです。

「株名が書いてあるか」で見分けるやり方は、書いていない商品を外すには使えます。ただし、書いてある商品が本当に届け出ているかまでは分かりません。ガセリ菌SP株(Lactobacillus gasseri SBT2055)を関与成分とする届出は、2026年9月時点で20件あります。主なものを挙げます。

表5:ガセリ菌SP株を関与成分とする機能性表示食品(抜粋)

届出番号商品名届出日形状
K978恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト ドリンクタイプ ゴールドキウイ2026-02-06ドリンク
K492ナチュレ 恵 megumi えんどう豆生まれ プレーン2025-10-24植物性
J297恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト プロテイン2024-06-12固形
I1198ガセリ菌SP株カプセル2024-01-25カプセル
I1197恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト2024-01-25固形
I1196恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト ドリンクタイプ2024-01-25ドリンク

ここに載っていない商品は、ガセリ菌SP株の機能性表示食品ではありません。「乳酸菌(ガセリ菌)配合」と書かれていても、別の株か、届出をしていない一般食品です。買う前に届出番号でひとつ引けば、それで判定は終わります。

カプセルにも届出はあります(I1198)。ただし内臓脂肪の試験が行われたのは発酵乳で、カプセルで同じ結果が出たという試験は、この記事で調べた範囲では見つかりませんでした。形状を変えても届出表示が同じであることと、同じ試験結果があることは別の話です。持ち運びやすさで選ぶのは構いませんが、冒頭の数字をそのまま引き継げるとは考えないでください。

いつ・どれくらい摂るのが正解か

メーカー公式は「タイミングの指定はない。食事とともに」

雪印メグミルクのお客様センターの回答はこうです。「タイミングの指定はございませんが、食事とともに摂ることをおすすめします」。届出表示のほうも「食事とともに摂取することで肥満気味の方の内臓脂肪を減らす機能」となっており、時刻ではなく食事と一緒かどうかが条件になっています。

仕組みから考えても筋が通っています。SP株は食べた脂肪の吸収に割り込む働きなので、脂肪を含む食事と一緒に腸へ届いていないと出番がありません。

臨床試験の摂り方=発酵乳200g(100g×2回)を毎日12週間

論文と同じことをするなら、100gを1日2回、毎日12週間です。市販のヨーグルトは1日1個(100g)が目安量なので、試験の半量にあたります。メーカーは8週間・12週間の時点で有意差が出たと説明しています。

「夜22時が最適」に根拠はない

「夜22時〜2時は腸のゴールデンタイムだから、その前に摂ると効く」という説をよく見かけます。この記事にも以前そう書いていましたが、ガセリ菌SP株の試験でも、メーカーの案内でも、時刻を指定しているものはありません。訂正します。

気にするべきは時刻ではなく、①食事と一緒に摂ること、②毎日続くこと、の2点です。夜がいいと信じて夜に摂り、続かなくなるくらいなら、朝食に固定したほうが結果は出ます。

注意した方がいい人

乳糖不耐・過敏性腸症候群がある人

ヨーグルトを毎日食べ始めてお腹が張る・痛くなる・下痢をするという場合、乳糖の処理が苦手な体質か、もともと腸が刺激に敏感な可能性があります。無理に量を増やしても内臓脂肪の減り方が良くなるわけではないので(10⁶群と10⁷群でほぼ同じ結果でした)、量を減らすか、乳製品以外のタイプに変えるのが現実的です。

乳製品が合わない人の選択肢と、その届出表示

乳を使わない植物性のタイプがあります。ただし機能性表示は「腸内環境の改善」で、内臓脂肪ではありません。

食品新聞の2026年8月28日の記事によると、雪印メグミルクは9月22日に「ナチュレ 恵 megumi えんどう豆生まれ プレーン」を発売する予定で、400g・希望小売価格280円(税別)、ガセリ菌SP株を10億個配合するとされています。従来の「植物生まれ」で課題だった、えんどう豆由来の苦みと渋みを抑えた設計だと説明されています。

ここは間違えやすいので先に書きます。この商品の機能性表示は「腸内環境を改善する機能」で、内臓脂肪ではありません。ヨーグルトのほうで届け出ている「肥満気味の方の内臓脂肪を減らす機能」とは別の表示です。乳が合わない人がガセリ菌SP株を摂る手段にはなりますが、この記事で並べた内臓脂肪の数字を引き継ぐものとしては読めません。

内臓脂肪を目的にしていて、なおかつ乳製品が合わない。この組み合わせの場合は、試験の条件(発酵乳200g・毎日・12週間)から外れることを前提に判断してください。

免疫を抑える治療中・カテーテル留置中・重い基礎疾患がある人

プロバイオティクスは基本的に安全性の高いものですが、まれに乳酸菌が血流に入る菌血症の報告があります。Lactobacillusは血液培養から検出される菌の0.1〜0.2%(免疫不全の患者では0.5%)とごく稀ですが、重い基礎疾患、免疫抑制状態、集中治療室での治療、中心静脈カテーテルの留置がリスク因子として挙げられています。

該当する方は、自己判断でサプリを始めず、主治医に確認してください。健康な人が普通のヨーグルトを食べるぶんには、心配のいらない話です。

100gあたり36kcal=足し算になっていないか

最後に地味ですが効いてくる話です。1日1個で36kcal、毎日続ければ1年で約13,000kcalになります。今までの食事に足すのではなく、間食や食後のデザートと入れ替えるほうが、内臓脂肪に対しては確実です。加糖タイプを選ぶとこの数字はさらに増えます。

よくある質問

Q. ガセリ菌はどのくらいで効果が出ますか?
A. 内臓脂肪面積に有意な差が出たと報告されているのは、摂り始めて8週間と12週間の時点です。1〜2週間では判断できません。

Q. ガセリ菌をやめたらリバウンドしますか?
A. 210人の試験では、摂取をやめて4週間後に、すべての測定項目の変化量が12週時点より小さくなっていました(Kadooka, Br J Nutr 2013)。元に戻る方向に動くと考えて、続ける前提で始めるのが現実的です。

Q. ガセリ菌ヨーグルトは夜に食べたほうがいいですか?
A. 時刻の指定はありません。メーカーの案内も届出表示も「食事とともに」です。続けやすい食事のタイミングに固定してください。

Q. サプリとヨーグルトのどちらがいいですか?
A. 内臓脂肪の試験が行われたのは発酵乳(ヨーグルト)です。サプリを選ぶ場合は、株名(SBT2055など)が明記されているかを確認してください。株名の記載がないものは、この記事で紹介した試験結果を根拠にできません。

Q. ガセリ菌は効果なしと聞きましたが本当ですか?
A. 「効果なし」と感じる原因の多くは、株が違う・期間が短い・普段の食事に足し算になっている、のいずれかです。SP株を12週間続けた試験では、内臓脂肪面積が−4.6〜8.5%減っています。ただしその大きさは体重で−1.1kg程度なので、劇的な変化を期待すると「効かない」と感じます。

Q. 口コミで「5kg痩せた」と見ましたが、そこまで減りますか?
A. 論文で確認されている体重の減りは12週間で−1.1kgです。数kg減ったという投稿は、同じ文の中に食事制限や運動が書かれていることが多く、ガセリ菌だけの結果としては読めません。

Q. 乳製品が苦手です。植物性のガセリ菌SP株でも内臓脂肪に効きますか?
A. 植物性タイプの機能性表示は「腸内環境を改善する機能」で、内臓脂肪ではありません。内臓脂肪の試験が行われたのは発酵乳(ヨーグルト)です。

Q. 恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルトはトクホですか?
A. 2026年7月時点では機能性表示食品です。過去にトクホとして販売されていた時期があるため情報が混在していますが、現在の表示は機能性表示食品です。同社のトクホ「ナチュレ 恵 megumi」は、許可表示が整腸であって内臓脂肪ではありません。

まとめ

  • 内臓脂肪で国内商品まで根拠をたどれるのはガセリ菌SP株(SBT2055)。「ガセリ菌」全般の話ではない(BNR17にも試験はあるが国内では手に入りにくい)
  • 12週間で内臓脂肪面積−4.6%(87人)/−8.5%(210人)。菌数を1/10にしてもほぼ同じ
  • 体重にすると−1.1kg、腹囲−1.7cm。控えめな効果で、減量の主役にはならない
  • 試験は食事も運動もいつもどおりで、発酵乳を足しただけ。ここは評価していい
  • 4週間やめると効果は減弱する。続ける前提で始める
  • CP2305はストレスと睡眠、BNR17は内臓脂肪。株が違えば別物
  • 試験はメーカーの研究所によるもの。第三者のレビューも「内臓脂肪に出る/効果は控えめ/株特異的」で一致している
  • 恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルトは機能性表示食品(トクホではない)。1個100g・36kcal
  • 商品は株名だけでなく届出番号で確かめられる。SP株の届出は20件で、届出者はすべて雪印メグミルク
  • 当社がXで確認した「痩せた」の投稿は、いずれも体重の話。数kg動いた投稿には食事制限か運動が併記されていた
  • 時刻ではなく食事と一緒に、毎日。家では腹囲と体重を条件を揃えて追う

参考文献

  1. Kadooka Y, Sato M, Imaizumi K, et al. Regulation of abdominal adiposity by probiotics (Lactobacillus gasseri SBT2055) in adults with obese tendencies in a randomized controlled trial. European Journal of Clinical Nutrition. 2010;64(6):636-643. PubMed
  2. Kadooka Y, Sato M, Ogawa A, et al. Effect of Lactobacillus gasseri SBT2055 in fermented milk on abdominal adiposity in adults in a randomised controlled trial. British Journal of Nutrition. 2013;110(9):1696-1703. PubMed
  3. Ogawa A, Kobayashi T, Sakai F, Kadooka Y, Kawasaki Y. Lactobacillus gasseri SBT2055 suppresses fatty acid release through enlargement of fat emulsion size in vitro and promotes fecal fat excretion in healthy Japanese subjects. Lipids in Health and Disease. 2015;14:20. PMC
  4. Fujiwara S, Seto Y, Kimura A, Hashiba H. Establishment of orally-administered Lactobacillus gasseri SBT2055SR in the gastrointestinal tract of humans and its influence on intestinal microflora and metabolism. Journal of Applied Microbiology. 2001;90(3):343-352. PubMed
  5. Kim J, Yun JM, Kim MK, Kwon O, Cho B. Lactobacillus gasseri BNR17 Supplementation Reduces the Visceral Fat Accumulation and Waist Circumference in Obese Adults: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled Trial. Journal of Medicinal Food. 2018;21(5):454-461. Journal of Medicinal Food
  6. Nishida K, Sawada D, Kuwano Y, et al. Para-psychobiotic Lactobacillus gasseri CP2305 ameliorates stress-related symptoms and sleep quality. Journal of Applied Microbiology. 2017;123(6):1561-1570. Wiley
  7. Athapaththu HAD, Dey G. Anti-obesity effects of probiotics beyond BMI: a critical review of human clinical trials. Letters in Applied Microbiology. 2026;79(4):ovag041. Oxford Academic
  8. Lactobacillus Bacteremia and Probiotics: A Review. Microorganisms. 2023;11(4):896. PMC
  9. 雪印メグミルク. ガセリ菌SP株の内臓脂肪低減作用に関する臨床試験(肥満傾向の成人101名・12週間). 薬理と治療. 2013;41:895-903.(商品ページ記載の出典)
  10. 雪印メグミルク. 恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト(機能性表示食品・届出表示/1日1個100g・36kcal). 商品ページ
  11. 雪印メグミルク. 恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト ドリンクタイプ(機能性表示食品). 商品ページ
  12. 雪印メグミルク お客様センター. ガセリ菌SP株関連について(摂取タイミング・試験期間に関する回答). FAQ
  13. 雪印メグミルク. 特定保健用食品 商品一覧(ナチュレ 恵 megumi の許可表示). 商品一覧
  14. 厚生労働省 スマート・ライフ・プロジェクト. メタボリックシンドロームの診断基準(2005年・日本内科学会ほか8学会合同). 健康日本21アクション支援システム
  15. 消費者庁「機能性表示食品の届出情報検索」(関与成分:ガセリ菌SP株/2026年9月時点で届出20件)。届出情報検索
  16. 雪印メグミルク株式会社「機能性表示食品に関わる情報開示|ガセリ菌SP(エスピー)株カプセル(E584)」。情報開示ページ
  17. SheepMedical株式会社「「毎日ヨーグルト」はダイエットの効果なし? ガセリ菌保有者ほどBMIが高い“腸活の罠”が判明」2026年7月15日。プレスリリースであり、査読を受けた論文ではない。PR TIMES
  18. 食品新聞「雪印メグミルク 「植物生まれ」を刷新 えんどう豆×ガセリ菌で再攻勢」2026年8月28日。

本記事で紹介した食品は、肥満や生活習慣病の治療を目的とするものではありません。治療中の方、免疫を抑える薬を使用している方は、主治医にご相談のうえでご判断ください。

この記事を書いた人

臨床ブロガー 臨床検査技師/18年・88kg→65kg

検査値を通して人の体を見てきました。論文を確認し、自分の実測とは分けて書いています。医師・管理栄養士ではなく、診断・治療・服薬の判断は行いません。

運営者・検証方針 →
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

臨床検査技師。専門は生化学検査。健診センターのデータ業務、治験コーディネーター(CRC)、総合病院、公立病院の経営推進課を経て、現在はWEBマーケティングが本業。自身が20回のダイエット失敗のあと88kgから65kgへ。論文を読んで気になったものを自分の体で試し、体重・腹囲・血液検査・体組成という数値で確かめた記録を書いています。効くものは効くと、効かないものは効かないと書きます。広告主から記事内容の指定を受けることはありません。

目次