メタボ腹囲を減らす方法!運動ではなく○○を摂るべき理由

健康診断でメタボと言われちゃったけど、どうすれば腹囲は減る?
あいぎし
私も腹囲88cmあった腹囲を70cmにまで落としました!

メタボ腹囲を減らす、その答えは、食事改善にあります。

食事改善と言っても、極端なカロリーカットを行うことではありません。

メタボの基準の1つである腹囲を減らす食事には、カロリー計算と摂取する油の質が重要です。

ここでは、メタボと言われてしまったあなたに腹囲を減らすための食事方法を紹介します。

こんな記事も書いています、具体的な方法については、こちら。

メタボの原因

メタボと診断される必須項目には、腹囲が基準値以上かどうかということがあげられています。

数値としては、ウエスト周囲径(おへその高さの腹囲)が男性85cm・女性90cm以上が定められています。

腹囲がこの基準を超えて初めて、血圧・血糖・脂質の数値が基準値から外れていないかどうかをチェックされます。

あいけん
なぜ男女で腹囲の数値に差があるのか?
あいぎし
それは、男女で皮下脂肪のつきやすさが違いますから!

女性の体は、妊娠と出産という働きを持っています。

そのため、下腹部の臓器を守るために、女性ホルモンが余ったカロリーを皮下脂肪に変えていくのです。

ちなみに閉経で女性ホルモンが減っていくと内臓脂肪が溜まりやすくなるので注意しましょう。

メタボは皮下脂肪

メタボは、腹囲に付きやすい皮下脂肪が原因です。

この皮下脂肪は、短期的に落とすことは難しく、長期的な対策をとることが必要。

1ヶ月で効果を期待せず、3ヵ月くらいの期間を見て下さい。

ですので、正しい方法で、始めないと凄い時間が無駄になるのでしっかりと調べて始めたほうが賢明です!

メタボの内臓脂肪の減らし方

メタボになり易くなる原因は、内臓脂肪です。

そもそも、内臓脂肪とは腸や内臓の周りに脂肪が過剰に付着した状態のことをいいます。

内臓脂肪が過剰にあると、代謝が上手くいかず、高血糖、高血圧、脂質異常が起こり、心臓病や脳卒中を引き起こしかねません。

それでも、内臓脂肪は皮下脂肪よりも落としやすい脂肪です。ここでは、その内臓脂肪を落とすために意識すべき2点をお伝えします。

食事制限が9割

内臓脂肪を落とすために必要なことの9割は食事制限が占めます。

ここで紹介する食事制限とは、積極的に良質な脂質を摂る方法です。

ダイエットの敵として見なされている脂質ですが、適度な量の脂質には消化酵素や痩せるホルモンの分泌を行う働きがあります。

そのため、脂質の摂取を抑えてしまうと効率的に内臓脂肪を落とすことができなくなってしまいます。

あいぎし
しかし、脂質の種類には注意しなければなりません。
あいけん
なんで?

種類や量によっては内臓脂肪を増やしメタボのお腹をさらに大きくしてしまう恐れがあります。

その脂質の種類が飽和脂肪酸です。

ここでは、飽和脂肪酸の特徴と含まれている食品を紹介します。

飽和脂肪酸

乳製品や肉などの動物性脂肪に多く含まれている脂質のことです。体のエネルギーとして使われやすい特徴があります。しかし、過剰に摂取してしまうと悪玉コレステロールを増加させてしまいます。悪玉コレステロールが増えすぎると心筋梗塞や脳梗塞の原因となる動脈硬化の原因となるので。そのため、メタボで腹囲を減らす必要がない人でも健康のために、肉や乳製品を選ぶ際に赤身の多い部分や低脂肪タイプを選ぶよう意識しましょう。

逆に、脂肪の燃焼の効率化をアップさせ、血中の中性脂肪を減らす働きをもつ脂質のことを不飽和脂肪酸といいます。ここでは、不飽和脂肪酸の特徴と含まれている食品を紹介します。

不飽和脂肪酸

魚や卵、レバーに含まれる脂質のことを不飽和脂肪酸といいます。常温で固まりにくく、さらさらとした質感の脂質です。また不飽和脂肪酸は、オメガ3系、6系、9系脂肪酸に分類されます。

・オメガ3系脂肪酸…さば、サーモン、えごま油、アマニ油など
・オメガ6系脂肪酸…ごま油、レバー、卵黄、くるみなど
・オメガ9系脂肪酸…オリーブオイル、アボカド、ナッツなど

このうち、オメガ6系脂肪酸とオメガ9系脂肪酸体内でつくることができない多価脂肪酸です。そのため、1日の食事のおかずにこの2つの脂肪酸が含まれている食品を取り入れましょう。

脂質は摂取することを制限するのではなく、脂質の内容を意識することで内臓脂肪を減らすことができるのです。メタボで腹囲を減らしたい、内臓脂肪を減らして健康な体になりたいと思っている人は、ぜひ参考にしてください。

補助的に運動

食事制限だけでは、なかなか内臓脂肪は落ちません。

かといって、脂肪がたっぷりの体で運動を継続させるのは困難でしょう。

最悪、怪我につながり回復までの間に運動ができずより脂肪をつけてしまう…という負の連鎖に陥りかねません。

そのため、ウォーキングや無理のない運動を少しずつ取り入れていくことをおすすめします。

良質な脂質で脱メタボ!

メタボの人が腹囲を落としたいなら、良質な脂質を摂取することを心掛けましょう。

おすすめはこちら!

良質な脂質、不飽和脂肪酸には、消化酵素や痩せるホルモンの分泌を行う働きがありますから効率的に内臓脂肪を落とすことができるでしょう。

良質な脂質は、青魚や卵黄、ナッツなど身近な食べ物に多く含まれています。

この機会に、自分の食生活にぜひ取り入れて、大きくなってしまったメタボの腹囲を減らしましょう。