糖質制限をすると、ぼーっとしたり、イライラしたり、ふらつき、酷い場合は頭痛など。
なぜ起こるのか?そして症状が出ているのに続けるべきなのか?
糖質不足症状(低血糖)
血糖値 | 症状 |
---|---|
45-60mg/dl | 汗をかく、手が震える、動悸、顔面蒼白 |
40-45mg/dl | 頭痛、空腹感、目のかすみ、頭がぼーっとする、あくび、めまい |
30-40mg/dl | 眠りがちになる |
30mg/dl 以下 | 意識がなくなる |
こんな状態が、低血糖の症状です。
こんな症状が出てる時点で、低血糖を起こしている可能性があるわけなので、症状が出た場合は即座に中止した方がいいかもしれません。
しかし「空腹感」これは普通に糖質制限や食事制限をしていると起こるんで、私は無視しています。
糖質制限しびれ45-60mg/dl
私は丸1日断食もしたことがありますが、この症状になったことはありません。
しかし、症状がでたら危険ですので、直ぐに対処した方がいいでしょう。
無理に続けるのではなく、段階的に行うのが良いと思います。
例えば
- 間食をやめる
- 量を減らす
- 1食減らす
- 2食減らす
- 1日食べない
私は糖質制限と同時に、食事制限もしました。
段階的に行っていけば、症状はでないかもしれません。
糖質制限 頭がぼーっとする、頭が働かない、めまい 、頭痛 40-45mg/dl
頭痛がする場合は、危険ですね。すぐにやめた方がいいでしょう。
私の経験ですが、頭が働かないというのは、逆ですね。
通常、糖質を減らしたり、食事制限をすると頭が冴えます!
集中力があがったり、作業に没頭できます。
ぼーっとする場合は、低血糖症状かもしれませんね。
糖質不足 眠気 30-40mg/dl
寝不足でないのが大前提ですが、低血糖で眠気に襲われることがあります。
あくびは脳の覚醒を促す行動ですが、それが予兆ですね。
眠ってしまうと当然糖質を摂ることはできないので、その前に対応しましょう。
糖質制限やりすぎは危険やめるべき?
2015 年、 米国食事ガイドラインアドバイス委員会が報告書を発表しています。
脂質制限を行っても、心臓病や脳卒中といった心血管 疾患を減少させることができず、肥満の予防にもならないとしています。
割と最近なので、知らない方も多いかもしれません。
脂質制限の栄養政策を真逆にし、脂質摂取に上限をつけないことになりました。
参考論文:The 2015 US Dietary Guidelines: Lifting the Ban on Total Dietary Fat
そして、糖質制限に関してはアメリカの糖尿病学会は
- 2006 年「糖質制限食 は推奨されない(推奨できないと同意)」
- 2008年「肥満治療の一選択肢である。ただし1 年 までである」
- 2013 年に「糖尿病 治療の第一択肢(の一つ)である。時間制約はない。」
と推奨するようになりました!
アメリカの糖尿病学会だけではなく、WHOも糖質制限を推奨していますね。
でも気になる糖質制限の症状
糖質はコカインと同じどころか、8倍の依存性があるとされています。
引用元:Sugar hidden in junk food eight times more addictive than cocaine
コカインを使った場合と同じ脳の報酬系に、アドレナリンが分泌されることにより、快楽を覚えます。
麻薬よりも、依存性が高い糖質。
それを制限したり、絶つことによって影響がでると考えられないでしょうか?
症状が麻薬の禁断症状と同じ
麻薬を経ったときの禁断症状
離脱症状(禁断症状)とは、不眠、過眠、抑うつ、不安、焦燥、幻覚、筋肉や関節の痛み、妄想、けいれん発作、食欲亢進、脱力、嘔吐、下痢、異常な発汗などの症状のことです。
先ほど紹介した、症状と非常に似ていますね。
もしかすると、糖質制限で起こる症状は、禁断症状なのかもと思えちゃいます。
つまり、脳が糖質を絶つことへの拒絶反応が、糖質制限で起こる症状の一部だとすれば、身体が正常な状態に戻ろうとしているだけなのかもしれません。
私が糖質制限をした時は、一緒に食事制限もしていたので。
1日2食の時は何も感じませんでしたが、1日1食にした時は、物凄く辛かったです。
糖質制限イライラいつまで?
という質問を良くされるのですが。
1日1食にしてから、3日くらい経つとかなり楽になりました。
空腹のことをずーーっと考えていたのが、そこまで考えなくなり、空腹を事象として捉える感じになりました。
身体に悪い感じです。
しかし、空腹感がある時は、大腸などの消化器系が休んでいる時ですし、直ぐに食べなくてはならないというサインではないです。
3分も別のことをしていれば、空腹は去ります。
命の危険、身体の危険のサインとしては「痛み」があります。
脚を怪我した場合、その痛みは治るまで中々消えてくれません。
それは、脚を使うと悪化するので、痛みのシグナルは消えることがないのです。
それによって、脚を使うことを控えるので、結果回復していきます。
しかし、空腹感は直ぐに消えます。
空腹感がずっと続く、1時間も2時間も続く場合は、身体が本当に食べ物を欲している時かもしれませんね。
私は経験したことがないですが。
糖質制限の初期症状まとめ
私は別に糖質制限を、推進しているわけではありません。
私の経験則としては、集中力がまし、体重も減り、若返ったと言われるので嬉しいです。
アメリカ糖尿病学会は推進しているので、気になる方は論文リンクを見て貰うと良いと思います!