商品のカロリーばかりを気にしている人はいませんか?
しかしこの行動は間違っているということが既に分かっています。
カロリーは数量化可能な量であり、どの食べ物を摂取してもカロリーは同じ働きをしている!
摂取カロリー消費の単純な収支関係で決まるという考え方、これがカロリー神話です。
しかし私の体できわめて複雑であり、そのような単純なカロリーの収支関係では説明できないんです。
摂取カロリーが少ないのに太る理由
カロリーを少なくしたのに、なぜか太る。
これはすべてのカロリーが同じではないということが原因です。
例えば私たちの、3大栄養素は炭水化物タンパク質脂質です。
そしてカロリー神話の観点から言うと、脂質のカロリーは炭水化物やタンパク質の2倍以上あるため、当然脂質の摂取を減らせば体重が落ちると考えます。
最近の研究によると糖質の多いものや精製された炭水化物こそが、我々を取らせるものであり良質な脂質はダイエットの手助けとなってくれるということがわかっているんです。
例えば2013年に行われた研究によると脂質は新陳代謝を促進し空腹感を減らしてくれ、さらには内臓脂肪などの体脂肪の燃焼を促してくれる。
といったこれまでの脂質は太るという常識に、反する結論が出てきました。
さらに別の研究によると、実はそこからカロリー取量を増やさずに、むしろを減らしてくれるんだという事もわかっているんです。
脂質というのは炭水化物やタンパク質に比べてカロリーが高いです、しかしカロリーが高いにもかかわらず体脂肪を提唱してくれるのか空腹感を減らしてくれるのです。
結局総カロリー摂取量が減るということがわかっているんです。
だからカロリーが少ないことが痩せるというわけではないんです。
なぜならば食べ物を食べるときに、すべての1Kカロリーが同じ1Kカロリーではない、ということが研究で分かっているからです。
1日1000キロカロリー痩せない悲劇
そもそも炭水化物が何カロリーであるとか、脂質が何カロリーなのかは実験室で測定されたものです。
パンが500kcalとか、クッキー1枚が60kcalとか言ったことは、実験室で検証された物でございます
その食べ物を食べるとすれば体内を通過しなければならず、複数のホルモンが全く異なる影響を与えるんです。
脂質は脳内で食欲を抑えるように作用し、一日に食べる全体量がその結果減少というわけです。
一方、糖質炭水化物のカロリーというのは、脂質のカロリーとは反対に作用するんです。
インスリンを急上昇させて、脂肪の蓄積を促している病気のものとなる危険な内臓脂肪として、急速に抱えられてしまうんです。
つまりは何キロカロリーであるとか、どれだけ食べるかじゃなくて、何を食べるのかということ、または何を食べないのかということが重要です。
インスリンを分泌させないことが重要
食べる量を減らしてカロリー自体を低く抑えても、炭水化物や摂り過ぎてしまうと、インスリンの分泌が促されてあなたは太ってしまうというわけです。
しかし食事中に含まれている脂質というのはインスリンを上昇させませんから、内臓脂肪などの体脂肪を蓄積することが 感じですよね。
炭水化物とインスリンに関する参考論文
Dietary carbohydrate restriction improves insulin sensitivity, blood pressure, microvascular function, and cellular adhesion markers in individuals taking statins
糖質は脂肪の蓄積を促し、脂質は脂肪の燃焼を促してくれる。
これが結論です。
今までの知識とは逆の話で、混乱するかもしれませんが。
ということだけでも覚えて頂ければ幸いです。
カロリー制限では痩せない理由まとめ
だったら、脂質を取ってみようかなと考えた方は、当ブログでICTオイルに関して記事を書いていますので、参考になれば幸いです。