今回は、コルセットダイエットの危険性を考えたいと思います。
コルセットは腹部を圧迫する事で、美しいプロフォーションを得ることが出来ますが、メリットだけではありません。
腹部を締めることで、腹圧が高まります。
コルセットの危険性の腹圧に関して、詳しく今回危険性をお話しできればと思います。
コルセットダイエットの危険性「筋量低下」
コルセットで高められる腹圧でどんなことが起こるのでしょうか?
これは、腰痛のコルセットでも同じことが起きます。
筋力低下
コルセットを巻き続けると筋力低下を招きます。筋肉は本来、脊柱の安定化に働いています。コルセットをすることでその働きを失い、筋肉がサボっている時間が増えると筋肉が萎縮していきます。
腹圧を高めると、安定性を増します。
これは、束ねると強度を増すという物理現象と同じです。
それによって使われなくなった筋肉が、衰えます。
短期間ですぐに出る症状ではないのですが、継続しているとドンドン筋肉が萎縮し、今度は腰痛も引き起こします。
コルセットダイエットの危険性「逆流性食道炎」
腹部を常に圧迫することで、血流の循環阻害も起こり、腹圧上昇で逆流性食道炎の原因になります。
胃の圧迫(お腹の圧力の上昇)
腹圧の上昇も逆流性食道炎の原因として考えられます。
具体的には、肥満のベルトなどによる腹部の締め付けや、しゃがんだり重いものを持ったりするなど力むことにより胃が圧迫され腹圧が上昇し、胃酸の逆流が起こりやすくなるというものです。
こちらも直ぐに起こるわけではないと思われますが、常時コルセットを付けるのがコルセットダイエットの仕方ですから、十分危険性がありますね。
ここぞという時に、コルセットを付けるのが、望ましい方法だと思います。
コルセットダイエットの危険性「絞扼性神経障害」
こちらは、口コミでも見られた症状です。
絞扼性神経障害
脊髄から枝分かれした末梢神経が手足に至るある部分で絞扼(圧迫)されることによりそれより抹消の部位に痺れや感覚障害、筋力低下が起こってしまう状態です。
代表的なものとして、頸から出た神経が圧迫される胸郭出口症候群や、腰から出た神経が圧迫される坐骨神経痛などがあります。
締め付け方によっては、腰を長時間締め付けることになるので、絞扼性神経障害を起こすことがあります。
【なるべく早くご回答いただけますと幸いです】 3日ほど前から、↓の画像で赤く塗りつぶした腸骨付近が麻痺しています(痛み、痺れは特に感じず、麻酔を打った時のように感覚が非常に鈍くなっ ています) 原因として考えられるとすると、一つは生理前であること(予定日は2日後のため)もう一つは、一月ほど前から仕事中に使用しているダイエット用のコルセットの締めすぎです(以前にも外した直後に同じ箇所が少し麻痺しているような状態になったことがありましたが、30分ほどで元通りになりました) 痛みがない分、そこまで苦痛ではありませんが、やはり感覚がずっとないこと、原因が不鮮明であることから少し焦りを感じております。 そこで、皆様にお伺いしたいことが、以下の2点となります。 ①この症状に病名・症状名はあるのか ②今後も症状が改善されない場合、受診するのは何科の病院が望ましいのか ご協力いただけると幸いです。 どうぞ宜しくお願いいたします。 (25歳・女)
こんな症状が出た方もいるので、そもそも締め付ける圧力自体をよく考えるべきですね。
コルセットダイエットの危険性まとめ
もちろん、適切な使い方をしている場合には、今回のような危険性を回避できると思います。
しかし、今以上に綺麗に、美しくと焦るあまりに、適切な使用から外れてしまう可能性があったので記事にしました。
大切なのは、過剰に締め付けない事です。
まとめますと。
・腹圧を継続的に高めると危険性がある。
・過剰な使用法はしない。
とはいえ、くびれは欲しいですよね。
であれば、あまり締め付けないタイプがおすすめです。
くびれは、何故あれほどに魅力的だと思いますか?
それは本能的に、大きなメリットを感じるからなのですが、それは別の記事にします。
他にも、ダイエット関連の記事を書いていますので、良かったらご覧ください。